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 魚をメインにした鍋料理の仕上げには、番茶を一杯。
これは、「濃い番茶で魚を煮ると生臭くない」と古くから魚料理の秘訣として知られている、
お茶の匂いを吸収する性質を利用したものです。
煮魚でも焼き魚でも、切り身や開きを濃い番茶で洗い流すか、
5〜15分程番茶につけておき、水分をペーパータオルで拭き取って使います。
魚の生臭さが苦手な方は是非どうぞ。


茶粥鍋

消化によく昔は「健康食」として重宝されてきた茶粥に

野菜をたっぷり加えてお鍋にしてみました。

寒い日にはやっぱりお鍋であったまりましょ。
材料<お米・・・1カップ、水・・・2500cc、塩・・・少々、ほうじ茶・・・25g、白菜・・・1/4株、大根・・・5cm、
       ニンジン・・・1/2本油揚げ・・・1枚、お餅・・・4個、鰹節・梅干・塩昆布・・・適量>

 1   お米はサッと洗い(ぬかが少し残る程度)、ザルにあげる。
      ほうじ茶はお茶パック等に入れておく。
      白菜は4〜5cmの長さの細切り、大根、ニンジンは皮をむき、白菜と
      同じくらいの細切りにする。油揚げは焼き網で両面焼き色をつけ、
      食べやすい大きさに切る。

 2   鍋に水を入れて強火にかけ、煮立ったところにお茶パックを入れる。
      好みの濃さになったところで、お茶パックを取り出す。

 3  別の鍋にお米と八分目くらいまでお茶を入れ、ふきこぼれない程度に強火で、
      ていねいにアク取り除きなぞきながら時々混ぜ、17〜18分炊く。
      混ぜすぎるとねばりが出るので、たまに杓子で切る程度、
      ふきこぼれそうになったら残ったお茶を少しずつ加える。


 ■4   お米の硬さがもう少しかな〜というくらいになったら野菜を加えて4〜5分煮る。
      野菜がしんなりしたら油揚げ、お餅を加えてさらにひと煮立ちさせ完成!
      好みで鰹節、梅干、塩昆布などかけてどうぞ。


寒い冬に熱々を食べるのもいいですが、冷やした茶粥もなかなか美味。
夏の暑い日でも冷やした茶粥だと食がすすむかもしれませんね。

鍋にせず茶粥だけ作る場合は、17分くらい強火で炊いた後、蓋をして5分程蒸らすと出来上がりです。


 茶殻佃煮

お茶を飲んだ後でも、まだまだ栄養が

たくさんの残っている
茶殻で一品。

材料<茶殻、千切り昆布、ちりめんじゃこ、胡麻、酒、醤油、酢> 

 ■1
 ちりめんじゃこをから煎りし、いったん器に取り出しておく。

  その鍋に茶殻、千切り昆布、酒、醤油、酢を鍋に入れ、
      焦げないように混ぜながら汁がなくなるまで煮詰める。

  ちりめんじゃこを入れて、胡麻をかけ、出来上がり。

酢を入れるので醤油の量は少なめでも大丈夫です。
煮すぎるとお茶の苦味が強くなります。
茶殻は乾燥させて冷凍保存しておくと便利です。

     お茶のほろ苦さが美味しい。そのままでもおにぎりやお茶漬けでも美味しくいただけます。

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